カペッツァーナ農園の搾りたてオリーブオイルが今年も届きます。まさにオリーブのジュースです。

【歴史ある土地】
カペッツァーナのオリーブ畑は、トスカーナ地方・カルミニャーノに位置する、太陽が降り注ぐ美しい丘にあります。
西暦804年の古文書には、中世の終わり頃からこの土地で優れたオリーブとワインが生産されていたと記されています。その後ルネサンス期には、この場所が、今のDOCG（地域呼称認証）にあたるような特に上質なオリーブオイルの生産地域として、メディチ家から認定されていました。
この土地がいかにオリーブオイル栽培に適していたかがよく判ります。

【伝統と進歩】
メディチ家が保有していた館に住むボナコッシ伯爵家が、今もオリーブオイルづくりに情熱を捧げています。歴史ある土地で、伯爵家が最高の品質を目指して作り続けてきた伝統あるカペッツァーナ。現在ではフィリッポ・ボコナッシ農学博士が、この土地のポテンシャルを最大限に活かし、品質に磨きをかけています。そして、常に最良の技術を取り入れる努力も惜しみません。販売やマーケティングにも娘や孫がかかわり、カペッツァーナの素晴らしい品質を支えています。

【上質、エレガントな味わい】
こうして大切に作り続けられているカペッツァーナは、どこまでもフルーティでエレガント、優れたバランスでまるでオリーブのジュースのような味わいです。
このフルーティな風味は、収穫後の時間経過とともに 損なわれてしまいます。収穫したオリーブの実をいかに素早く圧搾できるか。これがオリーブオイルの質を決める鍵。収穫後、最短時間での圧搾を可能にするためにカペッツァーナでは、オリーブ畑の中に自社のフラントイオ（圧搾所）を持っています。
またカペッツァーナでは、複数のパネル（審査員）がブレンディングを決定しています。毎年、驚くほどバランスがよく高品質のオリーブオイルは、こうした努力がかたちになっているのです。